ヒゲＧサークル
これから　１　コラム集

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１２，理想と私　

結論的から言うと，この世の中に，完全な人間はいないととヒゲＧは思っている。
だけれど理想を追い求める人たちは多い，これ自体は大いに結構なんだけれど，
理想がすべてだという人には大変しんどい作業じゃないかなとヒゲＧは思う。

完璧主義・理想主義・潔癖主義と活字が踊っているマスメディア。
それらに乗って，より理想を追い求めている人たちも中にはいるだろうな。
人の認めてもらいたいという欲求は，人をどん欲にする。放棄する道もあるけれどね。
何か，理想に支配されているような感じがしてならないね。
自分で自分自身を理想という名の枠(フレーム)に捕らわれているようだよな。
それに手の届きそうな人は別に良いんだけれど，それが難しいと感じる人には絶壁をロッククライミングで這い上がっていくようなイメージがするよ。
「このようにしなければいけない」とか，「こうあらねばならない」などの言葉の鎖にはまっている人たちは，心のゆとりが少なる時が大変だね。とっさのイレギュラーなどに対して臨機応変な行動が出来なくなりはしないんじゃないかと思う。

理想と今の現実にいる自分とのギャップがあり，もし，差が広がりすぎる人たちは不安や心配などがつきまとうかもしれない。
やっかいなことに今の自分に何が出来るかを冷静な眼(まなこ)で，判断できれば，自分が理想としているものに早くたどり着けることが出来るけれど，人によってはそれなりの幾多の挫折を味わうかもしれない。

失敗もまた，成功への近道だ！
肝心なことは失敗をどのように自分の中で捉えるかかな。
それに同じ失敗をしないような回避できるものを見つけておくことや記録しておくことが，失敗を未然に防げることに繋がると思う。
リスクもまた人の心の器を広くするキーワードじゃないかな。
後はそれらの体験・経験を肥やしに，問題や試練などに対してチャレンジすると良いね。
でも，あきらめる勇気も必要なケースもあるだろう。
不況・リストラなどで人々の心にゆとりが低下しているこの世界では，理想通りにものごとが，うまくは運ばないような感じがするよな。
挫折はあって，当然のこの世界だと開き直るとで，心にゆとりが増すとヒゲＧは思う。
自分で自分の中にある，新たなるものを引き出せることが，これからの自分の心に光が満ちることだろう。

自分で自分を知ることが大切だ！
故人は「敵は己の中にあり」とよく言ったものだ。

参考資料　交流分析　禁止令
　　　　　　　リスクマネージメント

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