ヒゲGサークル
これから 1 コラム集


3,「行けない」と「行かない」 

最近、知り合いの人からショッキングな話を聞いた。その人の話によると、ある子どもさんが不登校を起こした。そして、相談所に行った時に先生から「不登校になってからどれぐらいになります」と質問された。「3ヶ月になります」と答えると、その先生の回答は「3ヶ月ですと不登校とはまだいえませんね」(6ヶ月だそうです)と言われて非常に腹が立ったとのこと。
どのような感覚でその先生は答えたのかは、何とも言えないが少し軽率な言葉のやり取りではないだろうか。もっと、先生方の資質の向上を計ってほしいものだ。
不登校といって、ヒゲG自身はより深いところで中学・高校を泳いで来たのでピンとこないけど、行けない子ども、行かない子どもの理由って何だろう。
行けない子どもたちの理由は「いじめ」かな?ヒゲG自身は中学校時代いじめられた体験はあるけれど、不登校はしなかった。むしろ、ある事件が切っ掛けでいじめっ子を撃退した。(世間ではこれを校内暴力というかもしれないが、当人にとっては必死の攻防であったりする)
最近、ヒゲG自身カウンセリングの勉強をしていて感じることがある。
今の母親たちは子どもに関わりすぎているのじゃないだろうか。
小さい頃から、何か危ない事や悪い子にならないように世間からガードしすぎた結果ではないかな。必要以上に過保護モードになってはいないかな。本来あるべき子どもの姿を無理矢理に、親たちが「ヤレ塾だ。ヤレお稽古ごとだ」と振り回していないだろうか。子どもにとっては大変迷惑な話ではないだろうかとヒゲGは思う。子どもは創造力や独創性を育み、自由奔放に遊び、その体験の中から何かを学び取っていくものだろう。子ども一人一人に個性があり長所がある。その事を考えずに親の思いのままに子ども達を枠(フレーム)にはめようとして「マニュアル道理にこうであらねばならない」とか、「このようにしなければいけない」などと、かえって、親自身が窮屈な思いをしていると「親も大変!子も大変!」どうしましょうて事にならないだろうか。迷子の迷子の子猫ちゃん♪状態。誰が犬のお巡りさんになるのだろうか、そこのところが問題だ。
ヒゲGいわく、「もっと気楽に行こうよ。先のことにとらわれず、今ここでの世界で生きようよ。シモ、問題が起こった時、父親も含めた家族で考えた方がより健全じゃないかな。ガードばかりしていたら、本物の壁にぶち当たった時に対応できなくなる。さあ、大変♪それはそれでいいのかな、乗り越えた時には人生の肥やしになるしね」
なんだか話がそれたようだ(修正とっ)。必要以上に過保護モードになって、いないだろうか。少子化も原因かな。そのために、大人の仲間入りをする準備期間であるはずの思春期に、母親と子どものお互いがどのように対処すればいいのか分からなくなっているのではないだろうかとヒゲGは思う。そう言えば、「学級の中で居場所がない」と力説していた先生もいた。
この前、知り合った人に「私の好きなところ」は何か書いてといったら拒絶された。
残念である。
どうも自分自身の欠点に対して敏感なんだろうか?ヒゲGには判からない世界だ。   ヒゲGにとって自分自身を否定していたら、今みたいにノウノウと暮らしていなかったと思うけど。思いようによっては欠点・短所も、長所にもなると思う。

まぁいいか、自分で作ったシナリオの中で生きることもヨシかな。
少しコツコツと殻にヒビを入れたくなる衝動に駆られるのはヒゲGだけか。
そうそう、不登校から閉じこもりにして18年目という人の母親さんと話をする機会があった。35歳になって社会で働けるようになって、ホッとしているとのことである。 
もし、生活の基盤が崩れた時にどのようい対処するのだろうかな?と心配になったヒゲG。
今、何とかなっていることでOK。

行かない子ども。いわいる登校拒否ということ、これは先生方が落ちこぼれ生徒や、
いじめ・非行などで問題のある生徒のレッテル付けられた差別言葉じゃないだろうか。 別に好きでなったわけじゃない。問題を起こしている生徒も、それなりに色々と苦労がある。もちろん、自分の意志で行かない生徒は別であると思う。
そのほかには家に帰れない人達もいる。その人達も結構不幸している。
生活の基盤であるはずの家庭がなんらかの原因が重なり合って、父親・母親・子どもたちは不調和の世界にハマッているのだろう。大変なことだ。一度、家族で話し合いをしてみたら、何らかの糸口が見えるかもしれないね。お父さん。
人生80年として4・5年自分探しの旅に出るのもいいんじゃない(18年はどうかと思うけど)先は長いんだ、もっと人生 楽しく生きようよ。自分の人生なんだから。

ヒゲGが最近気に入って、使っている言葉がある。

 「わたしOK! あなたOK!」 (交流分析の父 エリック・バーン氏)

私自身をあるがままに、好きなところや嫌いなところを受け止め認めて、
それと一緒に相手も無条件に認める。 〈ヒゲG風〉


参考資料 マザーカウンセリング/不登校・登校拒否
       交流分析(TA)

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