ヒゲＧサークル
これから　１　コラム集

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１６，親から子どもへ

最近，児童虐待・ＤＶセミナーを受講していると，よく世代間連鎖という言葉を聞く。

世代間連鎖てなんだろうね。
交流分析のマイナス的交流なんだろうか？
どうも，鎖という言葉の持っているイメージが良くないかもしれない。

プラス的交流もあると思うヒゲＧです。
ようは大人になってから，今まで親からの与えられていた色々な価値観を，受け継ぐか，
あるいは親の価値観から自立して，新たな価値観を想像するかだろうね。
けれど，無意識に子どもの頃からの親の躾や愛情をモデリングして，やがて親のなったときに子どもに対して同じような行動をする人たちもいるようですね。
そして，子どもに手を挙げてしまい，してしまった行為で心を痛める苦しむ母親。
妻や子どもたちに暴力をおこなってしまう父親。
あるいは，過保護・過干渉で子どもたちの成長を蓋をする人たち。と思うヒゲＧです。

昔から脈々と受け継がれている日本の文化の中には，体罰は躾の一つかもしれませんね。
現在でも受け継がれている傾向が多く，容認する人たちも多いと聞きます。
最近の児童虐待ケースは，言葉ではいい表せない実例が多い。
サイレントベイビー(泣かない赤ちゃん)と言う話を聞く。
頭に外傷を負った赤ちゃんが病院にかつぎこまれてくる現実がある。
全国の子ども養護施設・一時保護所は満杯状態で，職員の人たちも対応に追われて猫の手も借りたい状況です。
職員の人たちの心のゆとりと人員不足解消が必要だ！と思うヒゲＧです。

本来，両親の愛情一杯で育まれてそだつことが赤ちゃんには大切なんだと思う。
一方では愛情が与えられすぎて育つ子どもたちもいる。
もう一度，子育てのことについて，考え直さなければならない時期に来ているのだろう。
母親だけではなく，父親もまた，共に子育てに参加が必要なんだろうね。
仕事のしすぎで疲れているかもしれないが，子どもたちとのコミュニケーションで，
また心のリラックスがはかれて，明日の仕事への活力になるとヒゲＧは思う。

悪き世代間連鎖は,親たちの代で行動をしないように連鎖を断ち切り。(大変な作業ですが)
新たに良き行動に気づき実践すれば，子どもたちもモデリングをして，良き世代間連鎖が受け継がれていくと思うヒゲＧです。

参考資料　交流分析　マイナススローク
　　　　　　世代間連鎖
　　　　　　子育て

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