ヒゲＧサークル
いろいろな　ポエム１編

言葉のポエム　１

『どうして』	言葉のポエム　２
『過ぎる』	言葉のポエム　３
ねばならない	言葉のポエム　４
のぼる
『あんた誰？』
数　字
どうして 子どもがある被害にあった どうして 問いつめる人たち どうして そんな所を行っていたと責める大人たち どうして 大丈夫だよと子どもの背をさする人 どうして 泣き叫ぶ子どもを無言で抱き寄せる人 同じ言葉だよ 立場と思いが変わると どうしても 子どもに与える意味が違う 傷つく言葉 答えられぬ言葉 すがりたくなる言葉 話さずにはいれない言葉 いろんなどうしてがあるよ どうして こんなに言葉の意味が違うのかな どうしてには 言葉のリズム 言葉の中にある感情 語尾の上げ下げで変化する 日本語って難しいね 使う時と場所を見間違うと 子どもの心に傷を付きかねない どうしてかな アップ
『過ぎる』 心が風邪を引いて不登校へ 仕事をし過ぎて過労で倒れる人 叱り過ぎて、子どもの｢心のつばさ｣が傷を負う 迷い人多し 競争の社会 頑張り過ぎるのも善悪(よしわるし) 時代と共に価値観も変わる 一世風靡したファーストフード 管理管理で縛られてきた現在 何が必要で 何を残すか 何を求めるか これからの課題だ 　　　 異常なほど経済が発展した日本 心の世紀と謳われし２１世紀 光と影 幻想と妄想が人を襲う 見えない影が人を襲う 不安が人を襲う 心のゆとりが薄れる ストレスがはじける 周りにいる者は辛い 『過ぎたるは及ばざるが如し』 何に対しても 過ぎるとその代償を払う必要があるだろう 色々な犠牲を払ってでも 欲と心のゆとりのバランスが必要だ そのバランスを保つのは人ありき アップ
ねばならない どうして 人は自分自身に足枷をするのだろう 真面目もいいけれどね 何か息苦しいな 広い人生を狭くしているのかな どうして もし、今やっていることが無くなると大変だね 明日から何をするのだろうかな 一途もいいけれど こころに何か、活力のあるものを取り入れようよ また、違った人生もあると思うよ 区別出来るといいね 一途と、心のゆとりと 諦めなければ、やり直しが出来るよ また、山に登ればいいな 足枷のない自由を、てね アップ
のぼる 色々な場面があるだろう 山に向かって登る道 一番になりたくて昇る道 優秀な成績で上る馬もいる 崖をロッククライミングする みんな楽しめるといい でも、ここに 〜ねばならないと思う時 心の負担になる人がいる 楽しいはずのものが変化する プレッシャーを背負う カンバレの声援が重荷になる 崖から落っこちたら大変だ 獅子は子を谷に落とす 這い上がれるといい 同じ登るだ けれど カンバレが励みになる 色々な登る道がある 同じ思いの者同士 支えながら登ろう やがて思いは叶うだろう 明日に向かって アップ
『あんた誰？』 久しぶりに仕事が早く終わった 太陽が目にしみる 朝から晩まで仕事詰め 子どもの寝顔が祝福の時 公園で遊びぶ子どもたち あっ、いた 砂場で泥んこまみれだ 砂の城をつくる我が子 『がんばっているな』 『あんた誰？』の一言 衝撃が心を襲う 子どもと俺のすれ違い 働く男たちよ 家族って何だ 仕事 仕事で追われる時 残業 残業で夜遅く 子どもと交わすこと時もない 家庭って何だ 妻と子どもと俺 仕事詰めのこの社会 し過ぎるって恐いよね 癒しの時間を作ろう 心のストレスの解放だ 企業戦士にも休息は必要 妻と子どもと俺のためには 『あんた誰？』の言葉を無くそう 男たちよ 心の安定のために 子育てにもチャレンジだ 仕事も大事 でも、それ以上に 家庭も大事だね お父さん アップ
数　字 奇数はなに？ 偶数はなに？ 奇数は戦いだ！ 偶数は交流かな、平和かな 今の世の中は競争で支配されているね 何でだろうね 女と男の営みで人が生ませてくるのにね 何でだろうね みんな、一等賞にあこがれるのかな 落っこちた人、燃えついた人 心が重くなるのかな どんな人にもキラリと光るものがあるのにね 人ってどん欲だね でも、人は人の世界でしか生きられないよな 奇数と偶数のバランスが大事かもしれないね アップ
トップヘ